くろさき歯科
歯を抜かない矯正

歯列矯正に抜歯は必須!? 抜歯の本数を決める要素とは?

歯列矯正における抜歯の必要性や、抜歯する歯の決め方などについて、わかりやすく解説していきます。
抜歯を勧められた場合には、担当医の治療方針や抜歯のメリット・デメリットをよく聞いて
納得した上で自分にあった方法で歯列を治していきましょう。

歯列矯正に抜歯って必要なの?

最近は健康だけでなく美容を目的とした審美歯科を受診する人も増えています。
大人になってから歯並びを気にするようになり、歯列矯正を積極的に受ける人が増えてきました。
そんな美を追求する人を悩ませるのが、主治医からの「抜歯をしましょう」という、アドバイスです。
実は、大人の歯列矯正の場合、抜歯を伴うケースが非常に多いのです。
今回は歯列矯正における抜歯の必要性や、抜歯する歯の決め方などについて、わかりやすく解説していきます。

 

歯列矯正で抜歯をしないことのデメリット

歯列矯正とは、健康や美容のために歯並び、つまり歯列を整えることを目的とした歯科治療法を言います。
虫歯や歯槽膿漏(しそうのうろう)などでどうしようもない場合ならともかく、歯並びを治療するためだけに、多少見栄えが悪くても健康的な歯を抜いてしまうことに不安を感じてしまう人も多いのではないでしょうか。
歯根がしっかりしている分、抜歯の痛みも大きそうで「歯列矯正に抜歯なんて、とんでもない!」と考える人も少なくないでしょう。

しかし、日本人は欧米人と比較すると顎の幅や奥行きが小さく、歯列を作る顎の骨が小さいといった特徴があります。
歯列矯正をする場合には、医師から一部の永久歯を抜歯することを勧められることがほとんどです。
なぜなら、一部の歯を抜歯しないと、次のようなデメリットが生じてしまう可能性が極めて高いからなのです。
● 健康で美しい歯並びを作ることができない
● 食べ物を食べやすい咬み合わせを作ることができない
● せっかく矯正しても、数年すると再び歯列が乱れてしまう

歯列矯正で抜歯をする歯を選択する基準

実際に歯列矯正をする際には、担当の歯科医師が患者さんの歯並びを徹底的に調べて、本当に抜歯が必要かどうか、どの歯が歯列を乱しているのかを徹底的に調べて計画を立てていきます。
一般的に歯列矯正で抜歯の対象になるのは、次のような特徴を持つ歯です。

大きな虫歯がある歯
歯周病や歯槽膿漏が進んでいる歯
虫歯の治療をして神経を抜いてしまった歯
かぶせ物をしている歯
形に異常が認められる歯
歯の質が弱い歯
歯根が短い歯
寿命が短い歯

すべての歯の条件が同じであれば、抜歯しても影響が少ない「小臼歯」と呼ばれる糸切り歯か、6歳臼歯の間にある2本の小さい歯の内のどちらかが、抜歯の対象になります。

歯科医にとっても健康的な歯を抜くことは苦渋の決断です。
患者にとってメリットがあるからこそ抜歯を勧めるわけですが、抜歯をするかしないかは患者さん本人に決定権があります。
歯列矯正の際に抜歯を勧められた場合には、担当医の治療方針や抜歯のメリット・デメリットをよく聞いて、納得した上で自分にあった方法で歯列を治していってはいかがでしょうか。

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